以前、ワーキングホリデーするにあたりいくつか準備が必要とお話ししました。
もちろん事務的準備は必要です。ですが、それだけでは不十分です。
英語の学習は日本でやろう

と思っている方もいるでしょう。
たしかに現地では嫌でも日本語以外を話さなければならないので実力は伸びるかの知れません。
ですが、現地に行くまでに、最低限あげられる部分は上げなければもったいない。現地滞在期間には限りがあります。
ワーキングホリデーは就労が認められているとはいえ、その国の言語が話せない外国人を雇いたいと思う雇用主は少ないでしょう。
語学力はあればあるに越したことありません。
誰しもが語学力にたけているわけではないです。私もそのうちの1人です。
今回は日本でできる英語の学習についてお話しします。
日本の英語教育は、文法・単語などから入るケースが多いですよね。
なので、英語を読めたり・文章を理解できる人は多いかもしれません。
しかし、いくら英語を読み書き出来ても、コミュニケーションが取れなければ話になりません。
就労するにも生活するにも、人とコミュニケーションが出来るというのはとても大事です。そのために私がやっていること紹介します。
- 英会話(スピーキング)
- 英単語
- 文法
- リスニング
です。おすすめの教材も紹介します。
英会話(スピーキング)

外国人と話す
一番私が比重を置いているところです。でも英会話ってどうするのか。手っ取り早いのは、外国人と話すです。身近にそういう方がいらっしゃるのなら電話でもなんでも構いません。たくさんお話ししましょう。
ですが身近にそのような人がいるのは珍しいですよね。
しかしそういった機会に出会う手段があります。
Meet Up(ミートアップ)
「Meet Up」とは日本をはじめ世界中で利用されているツールです。
地域のグループが開催するイベントを見つけて、新しい仲間に出会い、新しい何かに挑戦し、好きなことをもっとやろうというコンセプトです。
そこでは、いろんなイベントが開催されています。
例えば、読書が好きな方の集まり・好きな漫画について語る集まり・一緒にフットサルをやるような集まりなど様々です。
今ではスマフォのアプリもあるので使い方は簡単!
- 登録
- 参加したいイベントに参加申請
- いざ参加
そこで「Language Exchange」といった言語交換のイベントがあります。
多くの言語交換イベントは
「英語を話したい日本人」「日本に滞在している外国人が日本語を話したい」
という目的・趣旨で成り立っています。いろいろなタイプがあります。
- ごはんや飲み物を飲みながら、自由に楽しくわいわい座談するタイプ
- 時間ごとにテーマや使用する言語が決まっているタイプ。テーマに合わせて話したり「英語の時間→日本語の時間→英語の時間」、と交互に言語を変えて話していくタイプ
この2つのタイプについて詳しく解説していきます。
- 楽しくわいわいできます。
しかし人数の集まりが悪い時もあったり、英語力と関係なくフレンドリーな性格の人のほうが有利な面もあります。知らない人にいきなり自分から話しかけに行くのは少し神経を使いますよね。
こういうイベントは自由に話すがコンセプトが故に、英語を話すことにハードルの高さを感じている日本人は、日本語を一生懸命話す外国人の勢いに負けてしまい、その場のコミュニケーション言語が日本語になってしまうケースもあります。
私は英語をしゃべりたくて来たのに勢いに勝てない、と感じることもあるかもしれません。 - 日本人にとっては日本語の時間が退屈に感じるかもしれませんが、1区切り10分程度なのでそこまで感じません。
主催側がその都度テーマ提示をしてくれて、かつアナウンスも務めてくれます。タイプキーパーもいました。使用言語がその時間で決まっているので、1のタイプのように会話の中で日本語の割合が多くなってしまうようなこともありません。
私が参加したのは、1グループ1テーブルで、3~4人程度(外国人と日本人が半々)で席につきて話す形で席替えもありました。
テーマが決まっているので何を話したらいいのかわからない場合にありがたいのと、人数比も考えられていてよかったです。
さらに、場所が夕方の時間のカフェであったので、静かで話しやすかったです。
BARやHUBは、BGMが大きいためコミュニケーションには向かないと思いました。
イベントの中にも色々な種類があるので他にも見てみてください。おすすめは
- 主催場所が、静かな空間(カフェなど)
- 英会話に酒は無くてよい。
- テーマや使用言語の時間配分が明確になっているほうが初心者には話しやすい。
ここでつながった外国人と連絡先を交換し、今後のコミュニティに繋がることもあります。
英会話レッスン
英会話レッスンにはいろんな形があります。
- 通うタイプ
- オンラインレッスン
- 渡航前レッスン(ワーキングホリデーの語学学校のオプションなどの)
通うタイプ
言葉の通り、通ってレッスンを受けるタイプです。
コミュニティは向上心にもつながるのでいいですね。
また通いレッスンは1レッスンのボリュームもあるものもあるので、短時間からボリュームのあるものまで選べます。
暦通りの仕事の方にはオススメです。
オンラインレッスン
今のご時世、外出しなくてもできる唯一の方法。すばらしいですね、このシステム。
そしてオンラインレッスンを扱う会社のほとんどが「月5000円程度で、1日1レッスン」というようなプランを推奨しています。
これはどういった内容かというと、「月5000円で、最大1レッスン/日受講できる」ということです。なので、毎日レッスンを受けられるならレッスン単価が安くなるのでお得です。
しかし週1回しか受けられないならレッスン単価が上がるわけです。
つまり、毎日は無理でもひと月に受けられるレッスン受講数が多いと見込めるならお得です。
ですが、それは難しいと思う方には、月8回など回数制限のあるプランもあるので安心してください。
私は看護師で不規則シフトなので、決まった曜日と時間の固定の通いのレッスンは難しと館得ました。そのためオンライン英会話を利用しました。「レアジョブ英会話」です。



渡航前レッスン(ワーキングホリデーの語学学校のオプション等の)
これに比重はおくべきではありません。
語学学校にもよりますが、オプションというくらいなのでそこまでたいそうなことはやりません。
「英語を触れるちょっとした機会」くらいの認識がいいと思います。
ただ、同じ語学学校に通う可能性がある人が集まるので、コミュニティ構築にはなるのでオプションとして利用するのはいいと思います。
英単語

単語も分からないと、会話の中でインプットもアウトプットはできません。
大学受験レベルすべてを網羅する必要なんてありません。
最低限でもいいのです。
私がおすすめしたいのはこれ。
ATSUさんの「Distinction2000」です。
ATSUさんのこだわり抜いて、とても熟考されて作られた英単語帳です。
使いやすい。
単語ってこう勉強するのかと改めて知れました。
今まで勉強してきた単語って、ネイティブにとっては使わない言葉も多いようです。
より実用的な英単語が厳選されているのでぜひ使用してみてください。
文法

文法は正しく使えるに越したことありません。会話では単語で通じてしまうこともあるかもしれませんが、必要最低限は覚えておきたいところです。
文法に関する参考書は、これまでいろいろと閲覧してきました。
私が1番使いやすいなと思ったのは「総合英語 Evergreen」です。
一昔前は、「Forest(フォレスト)英語」というタイトルでした。
基本から発展まで勉強しやすい作りになっています。
文法ごとにきっちりまとめられていて、簡単な確認問題も各セクションごとについています。
辞書としても引きやすいし復習にも使いやすい1冊です。また解説も豊富でわかりやすい。
簡単な文章を瞬時に英語に変換する力が付きます。中学時代の文法から、難しいものまで段階が分かれているのでとっかかりやすいです。
そして以外にこんなにも簡単な文章がすぐに出てこないものか、と気づくきっかけになります。
リスニング

英語字幕で洋画を見たり、一番多いのは最近は洋楽を聞いています。
そうでないと、「ただ聞いているだけ」になってしまいます。
まとめ

「1週間に1回3時間英語に触れる」より「1日1回10分でも英語に触れる」方が効果的です。英会話やリスニングは特に、何日か開くと感覚が鈍ります。
なので、継続は力なりです。
たくさんしゃべりましょう。覚えた単語や文法はどんどん使っていきましょう。
覚えても使わないと忘れます。逆に使っていくと、だんだんと自然に使えるようになってきます。
最初は英語をしゃべり始めることに躊躇していたのに、いつの間にか旅行でも、外国人に自ら話しかけていました。

