今回は、大人気オンライン英会話の「レアジョブ英会話」についてお話します。
その「レアジョブ英会話」で最もよく使われている教材「実用英会話」について紹介します。
レアジョブ英会話の教材はいくつかあり、一番オススメしているのが「実用英会話」です。
しかし、実際どういった教材なのかいまいちよく分かりませんよね。
「実用英会話」とは?

「実用英会話」の教材は
・新たな語彙や文法を学び、伝えたいことを表現できるようになる
・日常生活の様々な場面で使われる英語を理解できるようになる
ための教材です。
レアジョブ英会話が「最もオススメしている教材」です。
「実用英会話」がオススメされている理由

と英語学習において考えられた教材です。
詳しく説明します。
「実用英会話」を使ったレッスンでは以下のようにレッスンを進めていきます。
- Intorduce:レッスンのトピックについて学べる事のメリットを提示します。
- Present:新しい語彙や文法を学び、発音の確認や簡単な練習問題も行います。
- Understand:リスニング・リーディング・スピーキングの3技能のうちあらかじめ決められた1つを実施します。
- Practice:学んだ単語や文法を使った練習問題を行います。
- Challenge:決まったシチュエーションにて学んだ単語や文法を使って講師とロールプレイを行います。さらに関連するトピックが用意されているのでフリートークも出来ます。
- Feedback:講師よりレッスンの振り返りと評価をします。
このように、PCPPモデル(※)に基づき、リスニング・リーディング・スピーキングの3技能に対応しています。
そして、テキスト通りの会話だけでなく、応用的な会話も練習出来るのでさらなる英会話良く向上に繋がります。
(※)PCPPモデルとは
- Presentation(提示)
- Comprehension(理解)
- Practice(産出)
- Production(産出)
の流れでレッスンを行うことで
効果的に言語習得に必要となる認知プロセスを促進するモデルのことです。
世界中で受け入れられている方法です。
「実用英会話」のレベル分け

レアジョブのレベル3~8が適応になっています。
「実用英会話」は、胃管のようにレベル分けされています。
- スターター:レベル1~5対応
- 実用英会話レベル3(全40レッスン):レベル3
- 実用英会話レベル4(全40レッスン):レベル4
- 実用英会話レベル5(全40レッスン):レベル5
- 実用英会話レベル6(全90レッスン):レベル6
- 実用英会話レベル7(全90レッスン):レベル7
- 実用英会話レベル8(全60レッスン):レベル8
そこからぐっと難易度の高さを感じるかもしれません。
では、それぞれの教材について説明していきます。
スターター:レベル1~5対応
ロールプレイを通して、オンライン英会話レッスンを受ける上で必要な表現を学びます。
レッスンの中で「講師が良く使う言い回し」が載っています。
オンライン英会話を始めたての英語初心者の方は
- 音声が聞き取りづらいが、
Can you hear me clearly?という質問に対して
なんとなくYESと答えてしまい、そのままレッスンが進んでしまった - 講師が「Please repeat after me」や「Is everything clear?」と言っていたが
意味がわからずうまくレッスンが進められない
などなど色々あるでしょう。
レッスンで使うフレーズは、英会話レッスンの経験がないとなじみのないやり取りに感じます。
少し目を通しておくだけでも事前準備になります。
実用英会話レベル3:レベル3
趣味や習慣などについて話す・聞く・読むを通して、最も基本的な文法や語彙を学びます。
この教材を通して、自分や家族、身近なことという限定された話題についてシンプルで短い会話が出来る様になることが目標です。
4つのチャプターに分かれており
- 日課(10レッスン)
- 趣味や興味のあること(10レッスン)
- 美容や健康(10レッスン)
- 休暇(10レッスン)
という内容です。
日課は、「朝の日課」「休日の過ごし方」「家事」など日常生活において重要な言い回しが勉強できます。
朝起きて歯を磨く、週末は遊びに行くなど基本的ルーティンを学べます。
趣味は、「映画」「テレビ番組」「スポーツ」などなじみやすいテーマが用意されています。
健康は、「食べもの」「美容」「習慣」「外見」などの基本的なことを学べます。
休暇は、「お土産」「空港でのやりとり」「ツアー」など旅行などの際にも便利な内容です。
お土産を買ったり、空港で道を聞いたりなどシチュエーションが用意されています。
実用英会話レベル4:レベル4
エンターテイメントや季節の行事などについて話す・聞く・読むを通して基本的な文法や語彙を学びます。
日常的な話題について質問されれば、ある程度の長さの会話が出来る様になります。
こちらも4つのチャプターに分かれており
- 人間関係(10レッスン)
- スタイル(10レッスン)
- エンターテイメント(10レッスン)
- 季節(10レッスン)
という内容です。
人間関係は、近所の人と出会う場面から、家族にあったり、人のことを紹介したりという少し難易度が上がります。
スタイルは「生活スタイル」「ファッションスタイル」「レストランの雰囲気」などを説明できるようになるためのものです。
エンターテイメントは、映画を始め、遊園地やゲームセンター、機内の映画なども含まれており多岐にわたります。
季節は、天気や天気予報を始め、「季節行事」「季節のお菓子」「季節性のアレルギー」など多岐にわたります。
日本の季節ごとって意外と知らないんですよね。日本人として恥ずかしさを覚えました。
実用英会話レベル5:レベル5
健康や仕事のアドについて話す・聞く・読むを通して、基本的な文法や語彙を学びます。
身近な話題や個人的に関心ある話題についてまとまりのある会話が出来る様になります。
こちらも4つのチャプターに分かれており
- 食事(10レッスン)
- 健康(10レッスン)
- 仕事(10レッスン)
- 旅行(10レッスン)
という内容になっています。
食事は、「メニューにある料理表現」「食習慣」「レシピ」など少し掘り下げた内容です。
旅行に行った際など、食事について表現を知っておくことが重要です。
講師に日本の料理について質問された時、それがどういうメニューなのか説明できるようになります。
(個人的にはレシピの表現を知っていると、海外のお土産の裏に記載されている調理方法が読めるようになるので便利でした。)
健康は実用英会話レベル3の健康とは異なります。体調が悪い時の「症状の説明」「受診の際のやりとり」「自宅療養」などより実践的な内容です。
わたしは、このレッスンを受けていた時、花粉症真っ只中でした。
ですが、自分の症状を伝えることができませんでした。なぜなら、その表現を知らないから。役に立つチャプターでしたね。
さらに仕事は「求人広告の読み方」「社風」「仕事のスキル」などビジネスの導入編のような感じがします。
社会人にとっては、必要な部分と感じました。
旅行は「両替」「旅行先でのトラブル」「目的地への行き方」など実践的なことも増えています。
実用英会話レベル6:レベル6
伝統や人間関係などについて話す・聞く・読むを通して、抽象的な事柄を話すための表現を学びます。
自分の考えや抽象度の高い話題について比較的長い自由な会話ができるようになります。
こちらは9つのチャプターに分かれており
- お金のこと(10レッスン)
- 伝統的な文化(10レッスン)
- 恋愛(10レッスン)
- コミュニティ(10レッスン)
- スポーツやアウトドア(10レッスン)
- 友達関係(10レッスン)
- 電気技術(10レッスン)
- 場所(10レッスン)
- 子供時代(10レッスン)
といった内容になっています。
一例のみ上げると、
お金は、値段が高い・安いといい表現だけではなく、「寄付」「中古品購入」「バーゲン」「返品交換」などより込み入った内容になります。
さらに内容が深まったものが多いです。
実用英会話レベル7:レベル7
流行や日常で起こるトラブルについて話す・聞く・読むを通して、幅広い話題や状況で話すための表現を学びます。
抽象的な話題だけでなく、文化的な幅広い話題について議論が出来る様になります。
こちらも9つのチャプターに分かれており
- ネットワーク(10レッスン)
- 結婚(10レッスン)
- 大衆文化(10レッスン)
- 習慣や伝統的文化(10レッスン)
- 生涯・人生(10レッスン)
- 安全と危険(10レッスン)
- トラブル(10レッスン)
- 変わったこと(10レッスン)
- 心理状態(10レッスン)
といった内容になっています。
実用英会話レベル8:レベル8
エチケットやテクノロジーなど幅広い話題について話す・聞く・読むを通して、自分自身の考えを伝えるための自然な表現を学びます。
幅広い話題について、一貫性があり、説得力のある意見が言えるようになります。
こちらは6つのチャプターに分かれており
- 礼儀作法・エチケット(10レッスン)
- 社会問題(10レッスン)
- 食べ物(10レッスン)
- テクノロジーと未来(10レッスン)
- 音楽、芸術、服飾(10レッスン)
- 教育(10レッスン)
といった内容になっています。
こちらは、時事的な話題などさらに高度な議論を行う話題になっています。
「日常英会話」を使った実際の感想

結論から言うと、
前述しましたが、
レベル6から語彙の解説も英語の例文や英語の文章で記されており難易度が上ります。
さらに、今までよりイディオムも増えたり少し難易度の高い言い回しも増えます。
こういった難易度の高いフレーズよりもっと学習すべき単語がある気がします。
例えばレベル6の最初のレッスンに
「コストがかかる(お金がかかる)=cost an arm and leg」が出てきますが
極端な話
「コストがかかる→価格が高い→expensive」でもいいかなと思うわけです。
もちろん
「その言葉を知らないとその言葉で返されたときに意味を理解はできない」
ということはありますが、その前に覚える単語もあるかなと感じてしまいました。
まとめ
レアジョブ英会話の教材:「実用英会話」の特徴
- 新たな語彙や文法を学び、伝えたいことを表現できるようになる
- 日常生活の様々な場面で使われる英語を理解できるようになる
- レベルごとに選択できる
- 英語学習において考えられた教材
さらに、
「実用英会話」がオススメされている理由
- テキスト通りの会話だけでなく、応用的な会話も練習出来る
- PCPPモデル(※)に基づいている
- リスニング・リーディング・スピーキングに対応している
と英語学習に効果的な教材になっているからです。
