Webサイトの制作にあたって、Webサイトの種類を知っておくことは必要になります。
今回は「Webサイトの種類」について解説します。
Webサイトの種類
Webサイトの種類は
- ポータルサイト
- ポートフォリオサイト
- コーポレートサイト
・サービスサイト
・採用サイト - メディアサイト
・オウンドメディア
・ペイドメディア
・アーンドメディア - ショッピングサイト、ECサイト
があります。
それぞれの特色を解説していきます。
ポータルサイト
ポータルサイトは検索エンジンや様々な情報を集めたコンテンツを中心としているサイトです。
ユーザーが目的のサイトへ簡単にアクセスできるようにまとめています。
Web利用の玄関的な役割といってもいいでしょう。
代表的なものには、「Yahoo!JAPAN」 「価格.com」などあります。
ポートフォリオサイト
ポートフォリオサイトは、個人や企業がこれまでに培った作品や実績を集めて掲載するものです。
多くは就職活動や自己PRなど、自分を売り込むために利用されています。
フリーランスで活動されている方は、実績だけでなく、「サイトを見れば自身のスキルなどもわかる」ように作られていることが多いです。
コーポレートサイト
コーポレートサイトは、企業の情報や案内が掲載された公式サイトです。
会社情報や製品情報、採用情報などの基本情報がまとめられており、企業のことを知ってもらうために利用されています。
基本情報に加えて、グループ会社など幅広いコンテンツを掲載しているものもあります。
例えば下記は「JINS」という大手メガネショップのコーポレートサイトです。
メインは、商品やオンラインショップの紹介ですが、フッターには採用情報や会社情報をいれてあります。
企業によっては、優先されるものが違うので「企業情報」を重視しておいてるサイトもあれば、「企業情報」より「自社製品」を優先して見せているサイトもあります。
さらに
その中には
- サービスサイト
- 採用サイト
があります。
サービスサイト
コーポレートサイトの中で、サービス関連の情報をだけを切り出しているサイトが「サービスサイト」です。
- あるサービスの認知度を上げる
- 特定のターゲットに絞って集客行う
- あるサービスが人気のため、アクセス集中を避けて公式サイトを軽くする
などの目的で作られることがあります。
採用サイト
コーポレートサイトの中で、「採用」に関連するものだけを切り出しているサイトが「採用サイト」です。
コーポレートサイトの中に「採用情報」として掲載されている会社も多く存在します。
しかし、採用サイトとして独立したWebサイトをつくるところもあります。
例えば、「マイナビ」は採用サイトを作成しています。
メディアサイト
メディアサイトとは、ニュースや特定の記事などで構成されるサイトのことです。主に広告枠を販売することで売上を立てている。
例えば「クックパッド」などがその一例です。
「クックパッド(CookPad)」
日本最大の料理レシピサービスで、332万品を超えるレシピや作り方を検索できるサイトです。
家庭の主婦の作った簡単実用レシピが多く、利用者は5400万人とたくさんの人がりようしています。
ユーザーがおすすめレシピを記事のように投稿できるメディアサイトです。
そして、
メディアサイトは3つに分けられています。
- オウンドメディア
- ペイドメディア
- アーンドメディア
こちらもそれぞれ説明していきます。
これらを3つを総称して「トリプルメディア」と呼ばれることもあります。
オウンドメディア
オウンドメディアは、自社で保有するメディアサイトの総称です。
マーケティングの中では自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトを意味することが多いと感じられます。
例えば、「レシッピッタ」がその一例です。
株式会社サントリーによるお酒好きのためのレシピ紹介サイトです。
ビールやハイボールなど、お酒の種類に合わせてレシピが紹介されています。
ペイドメディア
ペイドメディアとは、費用を支払って広告を掲載するメディアのことを指します。
主に、テレビやラジオ、web広告、イベントなどのスポンサーシップ等がここに分類されます。
オウンドメディアやアーンドメディアに見込み客を誘導する役割を担います。
アーンドメディア
ユーザーから評判や信頼を獲得し共感を得る目的のものです。
FacebookやTwitterなどの各種SNSや、はてなブログなどのソーシャルブックマークを指します。また、口コミもそれに含まれます。
リアルな声が信頼性に繋がり、オウンドメディアとは異なり情報をコントロールできないところが特徴です。
ショッピングサイト、ECサイト
ショッピングサイト、ECサイトはネット上で商品やサービスを販売できるWebサイトのことです。
ユーザーが探しやすい商品一覧ページや、商品をより魅力的に見せる詳細ページ、購入ページなどで構成されています。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどが代表例です。
まとめ
今回は、「Webサイトの種類」について解説しました。