誰もが通る「新人看護師」時代。
新しい環境はもちろん、新社会人の人は社会人生活、考えるだけで不安ですよね。
今日は私が新人看護師時代に感じた
勉強すべき点をはじめ、1年目を乗り切るポイントを紹介します。
ポイントはこの2つです。
また、看護師さんだけでなく、新人の方で新しい環境に不安がある方はぜひこちらの記事も見てみてください。
勉強しておきたいポイント
ポイントはこの5つです!
詳しくはこの後書いていきます。
解剖生理
配属された部署でも診療科が異なります。診療科に応じた解剖整理を勉強しましょう。
これが分かっていないと、疾患やこの先が理解できません。
- どんな役割があるか
- 関連する臓器・部位
にポイントを当てて勉強しましょう。
例えば、私は消化器外科病棟で働いていたのでまずは腸(大腸・小腸)から調べました。また、その機能において関連する臓器、周辺の臓器として肝臓などにも広げていきました。
一番有名で、おすすめの参考書は「病気がみえる」ですね。
国家試験の勉強で使用していた教材もかなり役に立ちますよ。
参考書はこちらで紹介しています。
疾患
その診療科において、行っている主たる疾患は押さえておきましょう。
基本的に、新人看護師はその診療科で一番メジャーとなっている治療をしている患者を受け持つのがベーシックな形です。
疾患については
- 病気について(メカニズム)
- 治療法
- 合併して起こる他の病気
- かかりやすい人
が押さえておきたいところですね。
治療の概要
前にも書きましたが、診療科において罹患者が多い疾患については勉強すると思います。次に押さえておきたいのは、その治療法です。
主な治療法が、手術なのか・内科的治療なのか・状態をコントロールするのか・検査するだけなのか、様々でしょう。
基本的には、患者は治療をしに来ています。
治療について理解することは患者の体の状態を理解する上でも大切です。
そして、その治療を行う患者に対して看護師がどういった看護を提供するのか、関わるのかもポイントとなってくるので、治療法を勉強するのはとても重要と言えます。
- 治療の名前(略語も)
- 治療の目的
- 治療の方法(手順なども)
- 副作用・合併症
- 治療後に気をつけること
に重点を置いて学習しましょう。
カルテを見るにあたり看護師の記録だけでなく医師の記録も見るでしょう。
カルテでよくみる略語は押さえておくほうが望ましいです。
カルテは読みとくことがはじめは難しいでしょう。
聞きながら読めるようになってくればいいです。自分で調べる癖は付けておきましょう。
治療の概要が分かれば、医療者が気を付けないといけないことや、患者のどこに注目してケアしないといけないかも抑えることが出来ます。
先輩看護師に聞こう
今まであげた「解剖整理」「疾患」「治療の概要」はあくまでも基盤です。
教科書やネットに載っているものを勉強して大丈夫です。
しかし、日々の中で気づけなかった視点も見えてくるでしょう。
そういったことは先輩看護師が教えてくれます。
「調べてみて」「覚えておいて」という先輩の言葉、頻出学習事項です。
みなさんも学生時代に「ここは覚えておいて」といったことや強調されたことはテストに出るの可能性が高いので、勉強しますよね。それと同じです。
そして調べたり、学習したことは先輩に確認するのも1つです。
そして調べてもわからなかったら、
「ここまで調べたのですが、〇〇からわかりませんでした。」と素直に聞いてみましょう。
これは「学習している」というアピールも出来つつ「疑問点を解決」できます。
わからないことはわからないままにしておくことが一番怖いです。
なぜという視点
最初は、先輩からも勉強方法など誘導もあるでしょう。
しかし何か月か経つと、手取り足取り誘導してくれることも少なくなります。
特に秋ごろは、少し業務にも慣れてきて知識も増えてくる頃です。
「何を勉強したらいいのか」迷走するでしょう。
ただ、ルーティンのように業務をこなす毎日では無駄になってしまいます。
新人の時ほど、「わからないことをわからないと素直に言いやすい時期はない」でしょう。
「何を勉強したらいいのか」わからなくなったら、先輩看護師に聞いてみるのも1つですが、「なぜという視点」を持ちましょう。
例えば、
「なぜ血圧が上がるのか」「なぜ発熱しているのか」「痛みがあるのはなぜか」
などです。
ノートは2種類用意しよう
用意してほしいのはこの2種類です。
どちらも持ち運べるサイズ(理想はナース服のポケットに入るサイズ)だと便利です。
詳しく解説します。
その場でメモする用(ぐちゃぐちゃになってOK)
毎日毎日覚えることがたくさん出てきます。教えてもらうことも多くあるでしょう。
医学的なことももちろんですが、業務のことも覚える必要があります。
1日の勤務の流れも把握する必要があります。
必ず指導を受けたことやアドバイスはメモを取りましょう。
一語一句とは言いませんがメモは必須です。
教科書に載っていない貴重なアドバイスや、部署特有のルールなどもあるはずです。
必ずメモを取りましょう。そうしないと忘れます。
そしてぐちゃぐちゃでOKです。(読める範囲で)
なのでどうでもいい安いノートを使いましょう。
同じことを何度も言われたり、注意されるのは自分も相手も嫌ですよね。
なので、メモは大事なわけです。
見返すためにまとめなおした物
そして、毎勤務で増えてくる「ぐちゃぐちゃメモ」は見やすく書き直しましょう。
ポイントは、「業務や疾患別などに見やすくまとめる」です。
理由はただ一つです。
アドバイスとして、インデックスなどつけて「すぐ開ける」ようにするのはオススメです。
↓例えばこんな感じです。
こうすればすぐ開けますよ。
これはあくまでも例なのでもう少し具体的なほうが理想です。
- 解剖整理→「胃」「肺」 など
- 疾患→「胃がん」や「心筋梗塞」 など
- 術式→「腹腔鏡下幽門部切除術」 など
そして、毎日増えていく項目もあるでしょう。
追記することも考えると、
「ページが並び替えられるノートのほうが整理しやすい」です。
最初はそれだけ持っていればすぐ見れるので、1冊にまとめるほうがいいです。
しかし、どんどん増えていくので1冊にはまとまらない場合も出てくるでしょう。
その時は、分野別に分けてもいいと思います。
私は最終的に3冊に渡りました。
オススメのノートは、「リヒトラブ ツイストリングノート A6」です。
A6サイズだとナース服のポケットにも入ります。
表紙も何色かあるので冊数が増えてきたときに、色分けして仕分けしてもいいと思います。
最後に
私もこんな感じでやって、1年間乗り切れました。
不安も多いでしょう。
しかし新人看護師の1年間をどう過ごすかで、かなり変わってきます。
新人の時は誰もが「白いキャンパス」、何色にも塗ることができます。
新人看護師のみなさんもそれぞれの色に染めてください。

