海外のために、お金を少しでも貯めたかった私は、月1万円未満で食費を抑えていました。平均8000円くらい、月6000円なんて時もありました。
最初は慣れませんでしたが、慣れてくればもう自炊しかしませんでした。
ちなみに私は朝ごはんは食べる派なので、それも入った金額が1万円未満です。
その一心でやっていました。
今回は、看護師しながら3年間毎日自炊を続けていた私が、「食費を抑えるコツ」についてお話しします。
ポイント

ポイントは
詳しいことはこのあとお話しします。
1人分ではなく一気に作る(作り置きにする)
これはわかりやすいですが、1人分の食事を作るというのは1番コスパが悪いです。
例えば、キャベツを買うとして1/4カットより、1玉の方が断然お得ですよね。
あまり量が多すぎるのも腐らせてしまうこともあるので考え物ですが。2-3人前くらいの量を目安にしましょう。作り置きにしておけばいいのです。弁当のおかずにも使えます。
「何(料理名)を作るか」ではなく「何(食材)を使って作るか」
一人暮らしの方で特にあまり自炊をしない人は、スーパーに行ったときに
「△△(料理名)が食べたいな」と思って、食材を見ることが多いかもしれません。ですが、そうするとその日に安くない食材などで意外と食費がかさみます。
なので基本スタンスは
そして、
例えば、
「野菜炒めが食べたいからキャベツを買おう」ではなく
「今日はキャベツが安いからキャベツを使った料理を作ろう。」です。
「そんなにレシピのバリエーションがないよ」って思いですよね。
わかります。なので、その食材を使った料理の種類はスーパーの中でググるんです。
こんなことをしていると自然とバリエーションは増えていきます。
私は基本100~150円未満の食材しか買いませんでした。
でも中にはベースが高い食材もあると思います。そういう時は安い食材での代用かご褒美として使います。
ですが、時には料理から決めてください。
というのも好きな時に好きなものを食べることも人間にとって重要なことです。
なのでストレスがたまらないようにはしてくださいね。
日持ちする料理(できれば冷凍可能)を作る
これもわかりやすいですよね。1つ目のポイントに、「1人分ではなく一気に作る(作り置きにする)」と挙げました。なので、日持しやすい料理を作りましょう。
欲を言うと、冷凍保存が出来るのが理想です。
大概の料理は問題ないですが
豆腐・こんにゃく・春雨・卵を使った料理の冷凍はあまりおすすめしません。
単純に冷凍から温めたときに触感や味がおいしくなくなります。
冷凍に向かないものは冷蔵保存でもOKですが、日持ちする料理も作っておきましょう。でないと冷蔵の方が日持ちしないので、全部の料理が冷蔵だと一気に食べなくてはならないからです。
高い食材は缶詰をうまく利用
例えば一番の代表例はトマトです。トマトは生野菜だとやはり高いです。(私の住んでいた地域は特に。)でも栄養面を考えたとき、リコピンは摂取したい。
そんなときは缶詰をうまく利用しましょう。
「トマト缶」は1缶400g入って100円くらいです。
1人暮らしなら、1缶あればかなり十分です。
他にも鯖缶やツナ缶も簡単に料理と組み合わせられるので、とても使いやすい食材です。すべてを1から料理する必要はないのです。こういった缶詰などもうまく使っていきましょう。
出来るだけペットボトルドリンクは買わない(特にコンビニなど)
みなさんは、週に何回コンビニで飲み物を買いますか。
意外と飲み物を買うお金って、食費の割合として大きいのではないでしょうか。
私はコンビニで基本飲み物は買いません。
1日あたり1本150円の飲み物を月20日買うだけで3000円です。
たかが3000円、されど3000円です。
たしかに飲みたい飲み物はあるでしょう。
市販でしか味わえない味もあります。
ですが、お茶や水は買うよりもっと安い方法があります。
聞いただけでめんどくさいですよね。(お湯を沸かすのもめんどくさい)
でも今どきは、水出しの茶葉はもちろん、水出しコーヒーもあります。
水道水が嫌なら浄水器も簡単に付けられます。年間通したら浄水器を使用するほうが安い。
水出しコーヒーって「味は?薄くないの?」と思うかもしれませんが、
カルディの「イタリアンロースト」を一番細かいサイズに挽いてもらい、水出し専用の1Lの容器に入れておくとおいしいコーヒーが作れます。
私は寒くない季節は、水出し茶葉や、コーヒーを1L以上の容器にいれておき、水筒を持参していました。もちろん冬場は暖かいコーヒーや、紅茶も作っていました。
ペットボトルゴミも出ないし、環境にも優しい。
お米素晴らしい
その言葉どおりです。
お米って若い人は最近食べる人が減ったなんて話も耳にします。
しかし、なんてコスパの良い食べ物なんでしょう。
お米は主食として、炭水化物というエネルギー源として様々な形に変身してくれます。
- 白米として、おかずと一緒に
- チャーハンなどメイン料理に
- お弁当にも持っていきやすい
- 腹持ちが良い
- 1食あたりにすると、安い
実際のやりくりの仕方

私は2週間に1~2回買い物をしていました。1回3000円~5000円くらいです。買ったものはほとんどその日に調理します。
基本は日持ちしやすい、肉と野菜がメインの料理でした。
なぜなら肉のほうが、魚よりコスパがいい。(量と値段を考慮したとき)
ですが魚も食べてましたよ、肉ばかりは飽きるので。
パスタ以外でも、混ぜたらなんでも合う。
オススメは、「茹でキャベツ×たらこソース」を和えます。
「炒めた野菜とチキン×バジルソース」なんていうものたくさんしました。
基本はこの作り置きを使って過ごしていますが、夜などはパスタとか別のも作ったりしていました。お弁当のおかずは、作り置きおかずから使っていました。
そして、交際費や光熱費は含んでいません。友人との外食は気にせず食べて飲んでいました。また、これだけ自炊しても光熱費はたかが知れています。
まとめ
最初から3食すべて自炊というは無理な話です。
ストレスが無いように、少しずつやっていくのが継続のコツでもあります。
最初は慣れない料理も、だんだんと慣れてきます。
いかに要領よくできるかわかってきます。
最終的には、いかに狭い台所で同時進行でやるかという段階まで行きます。
電子レンジや炊飯器をうまく使いながらやってました。
無理ない範囲でみなさんも挑戦してみてください。


