Webデザインをするとき、一番最初に行うのは「企画」です。
と思っている方も多いのではないでしょうか。
そもそもWeb制作の流れは
となっています。
上記の大まかな内容については下記の記事をご覧ください。
Web制作の中で、「企画」は重要な項目の1つです。
企画について
企画において重要なことは「より明確に」という視点です。
Webサイトを作るきっかけは、他者からの依頼などで始まることが多いです。
他にも、新しく作る場合や既にあるWebサイトのリニューアルするケースもあるかもしれません。
クライアントの依頼で作ることになった際に、「クライアントの目的」「ゴールに沿った企画や設計」が必要になってきます。
そこで、上記のポイントをもとに、クライアントの要望を把握します。
これらを具体的にしておかないと、「なんとなく作ったサイト」になってしまいます。
目的
サイトには
- 商品情報サイト
- コーポレートサイト
- キャンペーンサイト
などいくつかの種類があります。
どのような種類のサイトを作るのかによってデザインも変わってくるので明確にしておきたい点です。
さらに、
Webサイトを制作することで、どのような効果を期待しているかも明らかにしておきたい点です。
- イメージアップ
- 認知度アップ
- 売上げアップ
など目指す効果が異なります。
さらに最終的なゴールとして
ターゲットにどのようなアクションを期待するかも重要です。
- サイト訪問自体がゴール
- 会員登録をしてもらうのか
- 商品購入まで至ることが目標
なのかなど、上記のような目標設定も必要になります。
ターゲットユーザー
目的が決まると「どんな人がサイトに来るか」がイメージできます。
しかし、「世界中の人に見てもらいたい」「多くの人に見てもらいたい」など漠然としているとデザインが定まりません。
ターゲットを絞ることも重要と言えます。
例えば
- 20代~30代の女性
- コスメに興味のある人
- OL向け
- 商品の詳細な情報を知りたい人
- スマフォで見ることが多い
など「年齢」「性別」「職業」だけでなく
「どういう人なのか」「利用する場所」なども明確にしておくと良いです。
これらを「ペルソナ」と呼ぶこともあります。
顧客モチベーション
顧客モチベーションとは、ターゲットユーザーがサイトを利用する理由や行動の予測のことをさします。
「ターゲットユーザーはどういう時にサイトに来るのか」という理由や行動を予測しておけば、
- コンテンツ内容
- ページ構成
が明らかになり、
どうしたらその情報にたどり着きやすいかが分かります。
そういった使いやすさを含めて、「ターゲットユーザーの立場になって考える」ことが重要になります。
コンテンツとページ構成を決める
サイトマップの制作に近いものがあります。
ターゲットユーザーが必要とする情報を的確に配置し、「見た目や印象」と合わせてデザインすることでより説得力のあるサイトになります。
- トップページ:ナビゲーションや新着・おすすめ情報の提示
- 商品情報ページ(サービス紹介):商品一覧、商品詳細
- 会社の概要ページ:お問い合わせ、地図など
ページごとに必要情報などを箇条書きにして抽出していくとわかりやすいです。
まとめ
「企画」においては
- 目的
- ターゲットユーザー
- 顧客モチベーション
- コンテンツ内容・ページ構成
にポイントを置いて明確な内容にしていくことが重要です。
サイトの目的(サイトの種類・効果・ゴールなど)を決め、
「ターゲットユーザー」を具体的に絞ります。
そしてその「ターゲットユーザー」のサイト訪問の理由や行動を予測しておくことでより使いやすいサイトに繋がります。
これらを踏まえて必要なコンテンツやページを考えることで、サイトの全体像が見えてくるわけです。
ぜひ参考にしてみてください。