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看護師資格を活かした仕事【病院以外の働き方は?】

看護師資格を使って出来る仕事は「病院での従事」だけではありません。

看護師で、「病院以外」にどういう働き方があるの?

そんな風に疑問を持っている方もいるかもしれません。

主に以下のような働き方があります。

・訪問看護師
・訪問入浴
・保育園
・介護施設(種類は後で詳しく記載)
・一般企業の医療系職種

具体的な「業務内容」「1日の流れ」を説明していきます。
疑問点も解決していきます。

ナース・ジャスト・ジョブ
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訪問看護師

訪問看護師は、在宅看護学実習で学ぶ機会もあると思うので、イメージが付きやすいかもしれません。

訪問看護は、自宅で療養する利用者さんに対して医療処置やケア行います

訪問看護ステーションに勤め、そこから毎日受け持つ利用者さんの自宅に訪問します。

~主な業務~
・かかりつけ医の指示のもと、医療処置を行う
(インスリン注射、点滴、ストマパウチ交換、カテーテルの管理など)
・健康状態の把握
・医療機器の機器設定・作動確認(人工呼吸器、在宅酸素、点滴など)
・食事や排泄支援
・与薬の確認や管理
・精神的ケア

~1日の流れ~
・訪問看護ステーションに出勤し、受け持ち利用者さんやスケジュールの確認
・申し送り
・午前の訪問
・休憩
・午後の訪問
・訪問看護ステーションに戻って、報告や記録

服装は?

ポロシャツにチノパンのような格好が主です。
ステーションによっては、ナース服やエプロン着用というところもあります。

訪問手段は?
訪問手段は自転車か車のことが多いです。
徒歩の場合や原付・公共交通機関の利用というところも地域によってはあります。
訪問件数は?
だいたい1日4~5件くらいです。1件あたり60分くらいです。
会社によっては、介護保険ではなく個人的に訪問看護を依頼している方もいます。
そういった事業をやっている会社では「1日1件その人のみを対応する訪問看護」というのもあったりするようです。
1人に対してじっくり関わることが出来るのも醍醐味かもしれません。
病院と違うところは?
もちろん環境が異なります。在宅という限られた材料やスペースの中で行う必要があります。また、病院と違って、訪問は基本1人なので自分で判断すべきことが多くなります。
ただ、実施するだけでなく、利用者が在宅で療養を続けられるように、家族への教育も欠かせません。生活スタイルを考え、より個別性のある看護が必要になります。

訪問入浴

訪問入浴は、自宅で介護が必要で、かつ自身で入浴できない利用者に対して入浴を行うサービスです。

~主な業務~
・入浴前後の健康チェック
・必要時医療処置の実施(軟膏塗布が多い。)
・入浴介助
・寝衣交換介助
・移動移乗の介助
~1日の流れ~
・事業所に集合
・担当利用者さんやスケジュールの確認
・午前の訪問
・昼休憩
・午後の訪問
・事業所へ戻り報告など
(記録は適宜)
服装は?
事業所オリジナルの襟付きTシャツを使用し、ズボンはチノパンなどを着用するスタイルが多いです。
訪問時は脱ぎ履きのしやすいサンダルなどを使用します。(地味色のクロックスなど)
業務の時は誰と行くの?

基本は、「看護師・介護士・オペレーターの3人1組」で業務にあたります。
オペレーターは、「運転や浴槽などのセッティング、入浴や移動移乗介助」をします。介護士資格が必須なわけではないので、資格を持っていない人も多いです。

訪問手段は?
浴槽や機械を乗せる必要があるんで、になります。
オペレーターが運転し、助手席は介護士です。
後部座席に座る形になります。
訪問件数は?

1日の訪問件数は平均7件くらいです。
6件だと少ない方、8件以上は結構大変です。
訪問件数によりますが、定時では終わらないことが多く残業発生する可能性が高いです。

体力仕事?
看護師は基本体力仕事が多いですが、特に訪問入浴は肉体労働です。
うまく体を使わないと体を痛めます。

保育園

保育園で、園内の健康管理責任者として働きます。
園児のケガの応急処置や、健康管理・病気の予防の活動にも取り組みます。

~主な業務~
・けがや体調不良の園児の応急処置
・健康管理、病気予防活動(保健計画など)
・保育士に対する応急処置などの指導
・園児の発育や健康状態の観察
~1日の流れ~
・出勤
・業務開始(ほけんだよりの作成や、園児の健康確認、連絡帳の確認など)
・昼ごはん
・午睡の手伝い
・記録(日誌の記入)
・保育士の手伝い(おやつや掃除など)
※適宜応急処置などの対応

介護施設

介護施設に入所している利用者に対しての看護業務になります。
看護業務がメインになりますが、求人によっては介護業務も行う場合もあります。

介護施設といっても、いくつか種類があります。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 有料老人ホーム
  • デイサービス
服装は?

ナース服のところと、ポロシャツ(指定の場合あり)にチノパンの場合もあります。
エプロンを装着する場合もあります。
イヤホンをして、他職種とすぐ連絡が取れるように(必要時看護師を呼べるため)するところもあります。

それぞれの施設の特色は?

この後詳しく説明していきます。
ざっくりまとめると

  • 特養:公的機関で介護度が高い、健康管理が主。
  • 有料老人ホーム:特養の民間バージョン、接遇も必要。
  • 老健:公的機関で、自宅退院前のワンクッションとして利用され、医療処置が多い。
シフト制?夜勤はあるの?

特養や有料老人ホームは日勤メインです。施設によっては夜勤またはオンコールがある場合があります。
老健は夜勤があります。
デイサービスは日勤のみです。また、デイサービスは日曜休みがほとんどです。

特別養護老人ホーム(特養)

・都道府県や社会福祉法人が運営する介護保険施設
・65歳以上で要介護3~5の認定を受けた方に、自宅に代わる生活空間を提供
・医師の常駐は無い
・看護師は健康管理が中心
・高度な医療処置はあまりない(入所が断られるケースあり)
・介護度は高いためケアは多い

~主な業務~
・健康管理
・薬の管理
・ケア
(・医療処置の実施)
(・医療機器やカテーテルの管理)
(・緊急対応)
(・訪問診療の介助)※介護業務が入る場合は、
・移動移乗の介助や排泄介助、食事介助・入浴介助なども含まれる

⇒医療処置より健康管理が主で、医療処置は多くない

~1日の流れ~
・出勤
・申し送り
・午前の医療処置やバイタルサイン測定
・食前のインスリンや血糖測定
・昼食(食事介助や配膳)
・配薬、内服確認
・午後の医療処置やバイタルサイン測定
・適宜記録
・申し送り※勤務時間によっては
・夕食:食事介助や配膳
・夜間巡視

介護老人保健施設(老健)

・都道府県や社会福祉法人が運営する介護保健施設
・原則入所期間は3か月と決まっている
・65歳以上で要介護1~5の認定を受けた方対象
・医師の常駐
・看護師は24時間体制
・医療処置が大半を占める

⇒特養との違いは
「病院から退院した方が在宅復帰するまでの中間地点としての利用」

~主な業務~
・健康管理
・薬の管理
・医療処置の実施
・医療機器やカテーテルの管理
・緊急対応
・医師の診察介助
医療処置が多いことが特色

1日の流れは特養と大きく変わりません。

有料老人ホーム

・民間企業が運営する高齢者向けの生活施設
・利用者の余生をどう楽しく過ごすかを第一としたサービス提供
・特養に近い

特養に似ている業務になります。
しかし、有料老人ホームは特養と違い「サービス」だけでなく「接遇」も大事になります。利用者の生活について、より貢献し質の向上に繋がるように、改善策を考えるなど打合せの機会があります。

1日の流れも特養と大差ありません。

デイサービス

・自宅で過ごしている利用者が、食事・入浴・リハビリなどを行うために通う通所施設
・見守りの元で、日中あるいは半日を施設で過ごす
・介護度の低い人が来る

~主な業務~
・健康管理が中心
~半日の流れ~
・出勤
・来所した利用者のバイタルサイン測定(適宜記録)
・朝の会(メンバー紹介など)
・準備運動
・適宜水分補給やおやつ
・運動開始
上記は半日の流れです。
運動の部分は場合によっては、入浴などの場合もあります。

一般企業の医療系職種

良く知られている一般企業の医療系職種は

  • 臨床開発モニター
  • 治験コーディネーター
  • クリニカルコーディネーター

の3つになります。
それぞれ簡単になりますが、紹介していきます。

臨床開発モニター(CRA)

臨床開発モニターはCRA(Clinical Research Assosiate)と言われており、治験をする医療者(病院や医師)をサポートする役割があります。

~主な業務~
・治験を行う病院や医師の選定
・治験を行う病院、医師や薬剤師に内容の説明(概要や副作用など含め)
・治験のモニタリング
・治験薬の補充など
・治験データの回収
やりがいは?
医療機関での経験を活かし、新薬の完成に携わることができます。
基本はオフィスワークになりますが、病院の場所によっては出張もあるようです。

治験コーディネーター

これは依然某ドラマでも出ていたワードであり耳にしたことがあるかたもいるのではないでしょうか。

治験コーディネーターはClinical Research Coordinator(CRC)と言われており、治験を受ける被験者に投与し、効能や安全性を確認します。治験を行うにあたり、被験者に寄り添い、調整を行うのが仕事です。

~主な業務~
・被験者の選出
・被験者の精神的ケア
・治験のスケジュール調整
・治験データをまとめる
やりがいは?
被験者の精神的ケアなど、看護の経験が活かし、CRA同様、新薬完成に携われます。
現在の治療では治療できない患者への治療貢献に繋がる可能性もあります。

クリニカルコーディネーター

クリニカルコーディネーターはClinical Coordinator(CC)と言われており、医療機器メーカーに勤め、医療機関へ医療機器の正しい使い方を指導したりします。

~主な業務~
・機器のデモンストレーションや紹介
・機器を扱うスタッフへの指導
やりがいは?
医療機器を使用していた経験が活かせ、医療機器の普及に携われます。
外資系の企業も多いため英語を活かせる場合もあります。

まとめ


看護師資格を使って出来る仕事は病院以外にも多種多様にあるのです。
ここに書いている以外にもたくさんの業種があります。
ぜひ参考にしてください。

転職など考えの方はぜひこちらも参考にしてみてください。

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看護師をしながら海外生活を目指し、Webデザインと英語を勉強中。看護師関連、海外渡航関連、Webデザインなど幅広く発信中。世界中どこにいても仕事出来るようになるのが夢。